私はSES契約でプロジェクトに参画しているので、普段の業務は客先から貸与されているPCを利用して実施しています。
また、客先のネットワーク環境にVPN接続しないと業務ができないような環境になっています。
客先PCからAWS環境にTerraformで接続する際に、プロキシ関連の設定が必要でしたので、今後同じようなことがあった際に対応できるよう記載しておきたいと思います。
今回の環境とやりたいこと
今回は以下のような環境を前提としています。
- PC:客先PCであり、ブラウザからのインターネット接続はプロキシを経由する設定済み。
- ネットワーク:客先のネットワークにVPN接続。インターネットに出る場合は、プロキシを経由する必要がある。
やりたいこととしては、客先PCのVSCodeから、インターネット経由でGitHubおよびAWS環境に接続する。
やったこと
以下2つに分けて設定したことを記載します。
①VSCodeのターミナル(Git Bash)からGitHubに接続
②VSCodeのターミナル(Git Bash)からTerraformを実行し、AWS環境に接続
①VSCodeのターミナル(Git Bash)からGitHubに接続
VSCodeのターミナル(Git Bash)上で以下コマンドを実行し、プロキシを設定します。
$ git config --global http.proxy http://proxy.example.com:8080
$ git config --global https.proxy http://proxy.example.com:8080
$ git config -l
上記の”git config -l”実行後、設定が反映されていれば完了です。
②VSCodeのターミナル(Git Bash)からTerraformを実行し、AWS環境に接続
VSCodeのターミナル(Git Bash)上で以下コマンドを実行し、プロキシを設定します。
$ export http_proxy="http://PROXY_HOST:PROXY_PORT"
$ export https_proxy="http://PROXY_HOST:PROXY_PORT"
ユーザIDやパスワードが必要な場合は以下のように実行できます。
$ export http_proxy="http://username:password@PROXY_HOST:PROXY_PORT"
$ export https_proxy="http://username:password@PROXY_HOST:PROXY_PORT"
なお、”https_proxy”にて”http://~”と入力していますが、今回の環境ではプロキシサーバに対しhttpプロトコルで接続する必要があるため、このように入力しています。
まとめ
gitやターミナルでそれぞれプロキシの設定が必要と把握しておらず、地味に時間がかかってしまったので、備忘として記載しました。プロジェクトの新規参画者にこのような情報が把握できるようナレッジを管理しておく必要性も感じました。
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